第2回 2024年3月31日

 皆様こんにちは、轍です。季節も春らしくなってきてお花見の季節ですね。私は趣味で花道も嗜むのですが、始めたばかりでまだまだ下手くそです😁でも、お花も生き物なので、優しさを持って接する事ができれば良いなと思っています。

 さて、今日は2回目の投稿です。先日サッカー日本代表のオリンピック世代の対ウクライナ戦を妻と応援しに行く機会に恵まれました。スタジアムは、海に隣接されていてとても素敵でした。ウクライナといえば、皆さんご存知の様にポストコロナが始まった頃からロシアとの戦争が始まってしまいました。日々ニュースを騒がせていますが、世界唯一の原子爆弾被爆国の日本に生きる私としては、一日でも早い停戦を願うばかりです。

 今回、ウクライナ戦争の事に言及したことには理由があります。それは、読者の方に外傷神経症心的外傷後ストレス障害という病について理解を深めて頂きたかったからです。

 それは、交通事故や戦争体験で心身にケガを負った人が発症する事のある精神の病気です。外傷神経症を患うと、今までおとなしかった人が、別人の様に、凶暴になると言われます。例えば、戦争から帰ってきた人が、大人しかったはずの人なのに、粗暴な言動を取る様になるそうです。

 それは、本人の意思ではなく、外傷神経症という病気の症状であり、治療対象となるべきものです。しかしながら、精神疾患というものは、患者自身が苦しんでいるのに、精神は視力で見る事はできませんし、本人も病識の欠如状態であるケースが大半であることから、周りの人間関係を築いていた人は困惑させられる事になります。

 今の日本の医療水準は世界的にみても相対的に高いものがあると思いますが、精神すなわち心の疾患という分野への意識がまだまだ足りていない為か、せっかくの高い医療力がうまく機能していません。健全な精神は健全な肉体に宿るともいいます。

 とくに身体的な病気や怪我を患っていないのに、体調が優れない方はもしかしたらメンタルの調子が優れないのかもしれません。ご自身を大切にする為にも、体だけではなく精神のコンディションに目を向けて見ることも、ご自身に優しくする事には役に立つのかもしれませんね。

                                 以上